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ベネズエラ:反政府デモが活発化

2014年02月21日

ベネズエラでマドゥロ大統領の退陣を求める抗議デモが激しくなっている。2月12日の「青年の日」には各地で学生を中心とした大規模なデモや集会が行われ、デモ隊と治安部隊との間で衝突が発生。カラカスでは双方で計3人の死者が出た。学生や市民の不満は、マドゥロ氏の強権的な政治手法に加え、年率56%とされる激しい物価上昇、深刻な品不足、治安の悪化に向けられている。マドゥロ氏は、2013年3月に死去したチャベス前大統領の後継者で、反米左派のチャベス氏に絶対の忠誠を誓って出世の階段を上り、大統領選挙ではチャベス路線の継承を訴えて勝利した。

2月16日、マドゥロ大統領は、デモが米国や隣国コロンビア政府の手引きによるものと非難して、反政府活動を謀った疑いで駐ベネズエラ米国領事3人に国外追放を命じたと発表した。

また、2月18日には、約1万人が集結したデモが行われたが、反政府運動のリーダーの一人であるレオポルド・ロペス氏を逮捕するなど、強硬姿勢を貫いている。

今後も、各地でデモや集会等が予想され、デモ隊と治安部隊や政府支持者との衝突、政府の野党に対する締め付け強化などが予想される。事態悪化の可能性もあるので、渡航の是非を検討する、外出時は警戒する、デモ・集会の場所には近づかない、政治的な言動は控えるなどの注意が必要だ。また、殺人、強盗、誘拐等の凶悪犯罪が多発しているので、夜間外出は控える、襲われてしまった場合は抵抗しないなど、安全対策を怠らない。 (森英二)


注:本ニュースは、海外に渡航・滞在される方が、ご自身の判断で安全を確保するための参考情報です。ニュースを許可なく転載することはご遠慮下さい。

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