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ウクライナ:親ロ派がウクライナ東部で共和国宣言

2014年04月09日

ウクライナ東部のドネツク州で、2014年4月6日から政府の建物などを占拠したり、抗議デモを活発化していた親ロシア派勢力が、4月8日、「ドネツク人民共和国」の樹立を宣言した。また、平和維持のためロシア軍の派遣を要請すると共に、共和国樹立の是非を問う住民投票を5月11日までに実施するとした。東部のハリキフ州とルガンスク州でも、親ロシア派勢力が政府の建物等を占拠し、独立を宣言するなど、東部の各地で混乱が広まっている。

この事態への関与をめぐり、ウクライナ、米・欧とロシアとの間で、非難の応酬が激しさを増しており、3月にロシアがウクライナ南部クリミアの編入を強行した経緯から同様の事態も懸念され、ウクライナ情勢は一段と緊迫した局面を迎えている。

今後、ウクライナ暫定政府が東部に治安部隊を派遣して、親ロシア派勢力の強制排除に乗り出し、流血騒ぎなどの最悪事態に発展した場合は、ロシア軍の介入を招く可能性も排除できない。 外務省の渡航情報によれば、クリミアについては、渡航延期を勧告している。また、東部・南部諸州,特にドネツク州,ハルキフ州,ルハンスク州については、最新情報を入手して、抗議デモの対象となっている政府施設等には近寄らない、また,大勢が騒いでいる場面に遭遇した場合は速やかにその場から離れ安全な場所へ移動するなど、不測の事態に十分注意するよう呼びかけている。 (平田 昇二)


注:本ニュースは、海外に渡航・滞在される方が、ご自身の判断で安全を確保するための参考情報です。ニュースを許可なく転載することはご遠慮下さい。

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