第62回外交・安全保障月例セミナー「ウクライナ・ガザにおける情報戦」のご案内
今回は小谷賢先生を講師にお迎えし、『ウクライナ・ガザにおける情報戦』というテーマでご講演いただきます。
現代の紛争では、戦場での軍事力だけでなく、情報をいかに操作し、発信するかが戦況を大きく左右する時代となりました。ウクライナやガザの事例は、その最前線で情報戦がどのように展開され、国際社会や敵対勢力に影響を及ぼしているかを明確に示しています。特に、ウクライナ紛争ではSNSを駆使した迅速かつ広範な情報発信が、国際的な支持を得る重要な要素となり、またガザ紛争では情報操作が地域内外での世論形成に大きな役割を果たしています。
本講演では、インテリジェンス研究の第一人者である小谷賢先生の知見を通じて、こうした事例をもとに、現代の情報戦が持つ実態とその影響について深掘りしていただきます。また、情報戦の裏にある戦略的な意図や、国家および非国家アクターがどのように情報を利用しているのかを考察していただきます。
大変貴重なセミナーになりますので、皆様、奮ってご参加ください。
NPO法人海外安全・危機管理の会(OSCMA)
代表理事 菅原出
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【第62回外交・安全保障月例セミナー】(ハイブリッド開催)
【テーマ】「ウクライナ・ガザにおける情報戦」
【日時】2025年2月21日(金)18:00〜20:10
【会場】※ 本セミナーは、オンライン・対面のハイブリッド開催です。
東京都内(会場詳細は参加者のみご連絡致します)
【講師】
小谷 賢 先生(日本大学危機管理学部 教授)
<講師プロフィール>
国際政治学者。日本大学危機管理学部教授。ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修了。京都大学大学院博士課程修了。防衛省防衛研究所主任研究官、防衛大学校講師、英国王立防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員等を経て現職。専攻:イギリス政治外交史、インテリジェンス研究。主な著書に、『イギリスの情報外交』(PHP新書、2004年)、『日本軍のインテリジェンス』(講談社メチエ、2007年、山本七平賞奨励賞受賞)、『モサド』(新潮選書、2009年)、『インテリジェンス』(ちくま学芸文庫、2012年)、『インテリジェンスの世界史』(岩波現代全書、2015年)、『日本インテリジェンス史』(中公新書、2022年)など。
【当日のスケジュール】
17:30:開場 受付開始
18:00:分析会「『いわば防衛力そのもの』としての防衛生産基盤 ー有事における防衛産業の役割ー」
井上 麟太郎氏(アジア・パシフィック・イニシアティブ/地経学研究所国際安全保障秩序グループ リサーチ・アシスタント)
18:40:ご講演「ウクライナ・ガザにおける情報戦」
20:10:閉会 ※閉会後、有志で懇親会(対面のみ、事前申し込みした方のみ参加頂けます)
【セミナー参加費】
◆学 生: 500円
◆社会人: 2,000円
◆OSCMA会員(法人正会員、法人賛助会員、個人正会員、学生会員):無料
◆OASIS会員:無料
※学生向け回数券(セミナー5回分)2000円、社会人向け回数券(セミナー5回分)8000円の購入も可能です! 事務局までお問い合わせください。 (https://oscma.org/join/)
【定員】対面50 名 オンライン50 名
【締め切り】2025年2月14日(金)
【申し込み】以下のフォームからお申し込みください。
【お問合せ】 事務局・小林佑太朗 gaikoanpo@gmail.com