第24回外交安全保障月例セミナー(オンライン講座)のご案内
2021年06月05日
外交安全保障月例セミナーのご案内です。
今回は、コーカサスを中心とした旧ソ連地域研究がご専門の廣瀬陽子様(慶應義塾大学総合政策学部教授)をお招きして、「ロシアの新しい外交戦略としてのハイブリッド戦争」というテーマでご講演いただきます。
近年、「ハイブリッド戦争」という言葉が注目されていますが、これは“正規戦と非正規戦を組み合わせた現代的な戦争”を指し、“戦う主体の多様性とその方法の多様性の両者によって特徴づけられる新しい形の戦争”だと捉えることができます。
2014年のロシアによるウクライナのクリミア併合は、ハイブリッド戦争によるものと認識され、それに続くウクライナ東部への介入や2016年の米大統領選挙への介入も、ロシアが仕掛けたハイブリッド戦争だと見られ、今や世界から脅威として認識されるようになっています。
今回は、この問題をロシアの外交戦略という観点から、廣瀬先生にご解説いただきます。
貴重な機会ですので、皆さま奮ってご参加ください。
代表理事 菅原 出
【第24回外交安全保障月例セミナー(オンライン講座)】
日時:2021年6月18日(金)17:30~20:00
【当日の流れ】
参加申込者には事前に登録メールアドレスにオンライン講座受講のご案内と招待メールをお送りいたしますので、案内に従い当日の講演15分前にはオンラインで会議室にアクセスをお願いいたします。
・17:15:オンライン会議に各自アクセス開始
・17:30:分析会
・18:00:講演「ロシアの新しい外交戦略としてのハイブリッド戦争」
講師:廣瀬陽子氏(慶應義塾大学総合政策学部教授)
1972年東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部教授。慶應義塾大学総合政策学部卒業、
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。同博士課程単位取得退学。政策・メディア
博士(慶應義塾大学)。専門は国際政治、コーカサスを中心とした旧ソ連地域研究。
2018~2020年には国家安全保障局顧問を務める。
主な著作に『旧ソ連地域と紛争 ―石油・民族・テロをめぐる地政学』(慶應義塾大学出版
会)、『コーカサス 国際関係の十字路』(集英社新書、2009年アジア・太平洋賞特別賞
受賞)、『未承認国家と覇権なき世界』(NHKブックス)、『ロシアと中国 反米の戦略』
(ちくま新書)、『ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略』(講談社現代新書)など
がある。
・20:00: 閉会
・20:15:有志でオンライン懇親会(無料・飲み物・おつまみは各自用意)
【セミナー参加費】
学生:500円
社会人:2,000円
OSCMA会員(法人正会員、個人正会員、学生会員):無料
※学生向け回数券(セミナー5回分)2,000円、社会人向け回数券(セミナー5回分)8,000円の購入も可能です!
【お申し込み】
下記メールアドレスに、①お名前、②ご所属、③連絡先電話番号、をお知らせください。
OSCMA外交安全保障サマーセミナー事務局・長沢健太(gaikoanpo@gmail.com)
【締め切り】6月16日(水)