第41回 外交・安全保障月例セミナー「米中関係から見る2022年の総括と今後の展望」のご案内
2022年12月07日
第41回 外交・安全保障月例セミナー「米中関係から見る2022年の総括と今後の展望」のご案内
本年最後の外交・安全保障月例セミナーのご案内です。
今回は、「米中関係から見る2022年の総括と今後の展望」と題しまして、日本を代表する専門家をお呼びし様々な角度から議論いただく、年の締めくくりに相応しい特別な月例セミナーを開催致します。
米国・バイデン政権が、今年10月に発表した「国家安全保障戦略」で中国を「国際秩序の再構築を目指す意志と力を持つ唯一の競争相手」で位置付けたように、近年、米中の対立は激しさを増しています。
貿易、科学技術、香港・台湾問題における対立はもちろんのこと、ウクライナ戦争が長期化し世界が急速に不安定化するなかで、国際社会に多大な影響力を有する米国や中国の行動に注目が集まっています。
そこで今回は、米国の外交・安全保障問題のエキスパートであられる日本経済新聞コメンテーターの秋田浩之先生と、中国の外交・安全保障政策の専門家であられる防衛研究所の飯田将史先生をお招きし、昨今の米中関係と今後の見通しなどについてご議論頂きます。また、モデレーターとして日本国際フォーラム上席研究員の坂本正弘先生をお招きしております。
貴重な機会ですので、皆さま奮ってご参加ください。
代表理事 菅原 出
【第41回 外交・安全保障月例セミナー】
会場またはオンラインのハイブリッド形式
【日時】
2022年12月26日(月)18:30~20:30
【会場】
Knowledge Society 九段下オフィス
〒102-0074 東京都千代田区九段南1丁目 5−6 りそな九段ビル5F
※ 本セミナーは、ハイブリッド形式で行います。
「会場」もしくは「Zoomによるオンライン」のいずれかでご参加いただけます。
【講師】
・秋田浩之先生(日本経済新聞コメンテーター)
国内外の外交、安全保障問題のエキスパート。北京(94~98年)、ワシントン(02~06年)に駐在し、政治部では首相官邸、外務省、自民党を担当した。現在、定期論評コラムを担当。頻繁に国際会議に参加し、海外の人脈も豊富。16年秋には英フィナンシャル・タイムズ紙の論説委員会に勤務し、社説を執筆した。著書に『暗流 米中日外交三国志』(08年)、『乱流 米中日安全保障三国志』(16年)。国際情勢の分析、論評コラムなどで18年度ボーン・上田記念国際記者賞。
・飯田将史先生(防衛省防衛研究所・米欧ロシア研究室長)
1972年生まれ。慶応義塾大学修士(政策・メディア論)、スタンフォード大学修士(東アジア論)。スタンフォード大学東アジア研究所客員研究員(2012年)、米海軍大学中国海事研究所客員研究員(2014年)。専門は中国の外交・安全保障政策、東アジアの国際関係。著書に『海洋に膨張する中国』(角川SSC新書、2013年)、『チャイナ・リスク』(共著、岩波書店、2015年)など。
・坂本正弘先生(日本国際フォーラム上席研究員)
東京大学卒業後、経済企画庁へ入省。退官後は、神戸市外語大学及び中央大学で国際関係論の教鞭を執る。現在は、日本国際システムの評議員、上席研究員及び鹿島平和研究所・評議員・国際政治経済研究会主査として活躍。また、列島線防衛研究会の主査として、日本の国防問題を研究。主要な著書に『パックス・アメリカーナと日本』『中国・分裂と膨張の3000年』『新しい国際関係論』『図説・20世紀の世界』『パックス・アメリカーナの国際システム』など。最近の論文に「トランプ政権一年半―二国間交渉の功罪」「中国・新常態の不均衡-過剰貯蓄の矛盾」など、米中関係・国際関係の論文多数。
【時間】
18:00:分析会 井上麟太郎氏(慶應義塾大学大学院 修士2年)
18:30:スペシャルセッション 「米中関係から見る2022年の総括と今後の展望」
20:30:閉会
※閉会後、有志で懇親会(対面のみ)
【セミナー参加費】
学生: 500円
社会人: 2,000円
OSCMA会員(法人正会員、法人賛助会員、個人正会員、学生会員):無料
※学生向け回数券(セミナー5回分)2000円、社会人向け回数券(セミナー5回分)8000円の購入も可能です!
【お申し込み】
下記の申し込みフォームからお願いします。
>>お申し込みフォームへ
【締め切り】12月23日(金)まで
【お問合せ】事務局・長沢健太 gaikoanpo@gmail.com