第18回外交安全保障月例セミナー(オンライン講座)のご案内
2020年10月14日
10月もオンライン講座として月例セミナーを開催いたします。
今回は、一般財団法人日本エネルギー経済研究所中東研究センター主任研究員の小林周様をお招きして、「リビア内戦と東地中海の地政学的競争:複雑化する対立構造を読み解く」というテーマでご講演いただきます。
日本ではあまり大きく報道されることはありませんが、リビアや東地中海の資源をめぐり、中東・北アフリカの地域大国だけでなく、欧米やロシアの域外大国の利害が複雑に錯綜し、関係国間の対立が激化し、地域の不安定化が進んでいます。それぞれのアクターが何を目的に睨み合っているのか、その複雑な対立構図を解きほぐし、今後どのような事態が予想されるのかについて、小林先生にお話しいただきます。
貴重な機会ですので、皆さま奮ってご参加ください。
代表理事 菅原 出
【第18回外交安全保障月例セミナー(オンライン講座)】
日時:2020年10月23日(金)17:30~19:30
【当日の流れ】
参加申込者には事前に登録メールアドレスにオンライン講座受講のご案内と招待メールをお送りいたしますので、案内に従い当日の講演15分前にはオンラインで会議室にアクセスをお願いいたします。
・17:15:オンライン会議に各自アクセス開始
・17:30:講演「リビア内戦と東地中海の地政学的競争:複雑化する対立構造を読み解く」
講師:小林周氏(一般財団法人日本エネルギー経済研究所中東研究センター主任研究員)
慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科にて修士号、博士号取得。
慶應義塾大学大学院研究員、ケニア・ナイロビ大学客員研究員、米国・戦略国際問題研究所
(CSIS)エネルギー・国家安全保障部、日本国際問題研究所などを経て、2017年から現
職。2013年には国際協力機構(JICA)によるリビアの経済産業開発を支援する事業に参
画。
中東研究センターでは、リビアを中心とした北アフリカ諸国の政治・経済・エネルギー動向
を主担当とすると同時に、中東・北アフリカ地域の治安・テロ動向についても分析してい
る。近年は、エネルギー地政学およびエネルギー安全保障の観点からも研究を進める。秋田
大学、慶應義塾大学、成蹊大学、東洋英和女学院大学で非常勤講師を務める。また、日本国
際問題研究所、世界政経調査会国際情勢研究所、多摩大学ルール形成戦略研究所、東京外国
語大学アジア・アフリカ言語文化研究所などでの研究委員・客員研究員を兼任(2020年8月
現在)。国際連合大学、外務省、国際交流基金、米国務省、サントリー文化財団、その他学
術・民間財団の助成を受けた研究プロジェクトを多数主導。政府機関、民間企業、メディ
ア、研究機関などでの講演多数。
・19:45:有志でオンライン懇親会(無料・飲み物・おつまみは各自用意)
【セミナー参加費】
学生:500円
社会人:2,000円
OSCMA会員(法人正会員、個人正会員、学生会員):無料
※学生向け回数券(セミナー5回分)2000円、社会人向け回数券(セミナー5回分)8000円の購入も可能です!
【お申し込み】
下記メールアドレスに、①お名前、②ご所属、③連絡先電話番号、をお知らせください。
OSCMA外交安全保障サマーセミナー事務局・長沢健太(gaikoanpo@gmail.com)
【締め切り】10月22日(火)
【今後の予定】
11月20日:「小型ドローンの軍事転用の現状と意義」:部谷直亮氏(慶應義塾大学SFC研究所上席所
員)
12月:「プーチン・ロシアの国家戦略」畔蒜泰助(笹川平和財団シニア・リサーチフェロー)