OSCMA 海外安全・危機管理の会

NPO法人 海外安全・危機管理の会


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危機管理人材育成講座(ご案内)

2020年度 OSCMA「危機管理人材育成講座」オンライン講座としてスタートします!

受講者募集のご案内

危機管理人材育成講座は、日程を一部変更し、まずはオンライン講座だけでスタートし、教室でのセミナーが可能な状況になり次第、教室とオンライン両方でのセミナーに移行いたします。

2020年に入ってから、米・イラン対立を背景にした中東紛争危機に続き、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大や石油を巡るサウジアラビア・ロシア対立等が各方面に大きな影響を与えるなど、国際的な危機事態が立て続けに発生しています。

NPO法人海外安全・危機管理の会(OSCMA)では、ますます不安定化が増す世界の中で、様々な危機事態に対応できる人材の育成に貢献すべく、この度「危機管理人材育成講座」を開講することに致しました。

本講座は、企業や団体の海外危機管理を担当する実務者が、日々の業務を遂行する上で必要な能力の基盤となる知識を、可能な限り短期間に習得し、その後も独力で能力を向上させていけるような知的ベースをつくり、海外危機管理スペシャリストを育成する一助とする事を目的としています。

海外危機管理に必要な知識は、国際関係学、安全保障学、政治学、宗教学、犯罪学、情報科学や危機管理学など多岐に及んでいます。しかもそうした知識を理論だけでなく実践的に運用することが要求され、日々のセキュリティのオペレーションを遂行する上での判断に資するように用いることが必要とされます。

本講座では、そうした幅広い分野のプロフェッショナルを講師にお招きし、海外危機管理の担当者として必要な知識を、講義やディスカッション、ワークショップ等を通じて具体的に学ぶことを目的として構成されています。日々の業務の合間に参加することを可能にするため、月に一回2時間の集中ゼミ形式による講座とさせていただいております。また、講義はオンラインでライブ配信も致しますので、会場に来られない方もオンラインでの受講が可能です。

貴社の危機管理担当者の人材育成に当講座をお役立ていただければ幸いです。皆様のご参加をお待ちしております。

NPO法人海外安全・危機管理の会(OSCMA)
代表理事 菅原 出

 

 

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2020年

日 時 講義内容 講 師
第1回:5月13日(水)
17:00-17:15
無料オンライン講座
「開会挨拶:危機管理担当者に必要とされる能力」
本講座の開会にあたり、OSCMA代表理事の菅原出より本講座の狙いや各プログラムの意義や全体の構成、そして危機管理担当者に必要とされる能力について解説させていただきます。
菅原 出(国際政治アナリスト、NPO法人海外安全・危機管理の会代表理事)

中央大学法学部政治学科卒業後、オランダ・アムステルダム大学に留学。国際関係学修士課程卒。東京財団リサーチ・フェロー、英危機管理会社役員などを経て現職。米国を中心とする外交、中東の安全保障やテロリズム、治安リスク分析や危機管理が専門。著書に『外注される戦争』(草思社)、『秘密戦争の司令官オバマ』(並木書房)、『リスクの世界地図』(朝日新聞出版)、『「イスラム国」の「恐怖の輸出」』(講談社現代新書)、『米国とイランはなぜ戦うのか?』(並木書房)等多数。

17:15-18:00 「新型コロナウィルス感染症の教訓と今後の対策」
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)への企業や団体の取組みを通じて、その問題点と課題を指摘し、これからのCOVID-19や将来発生するであろう新しい感染症について、事業継続の観点から企業の対応を提案します。
長谷川善郎(NPO法人海外安全・危機管理の会専務理事)
伊藤忠商事(株)初代海外安全対策室長 アルジェリア、エジプトに駐在経験。その後、(株)オオコシセキュリティコンサルタンツ顧問を経てNPO法人海外安全・危機管理の会を創設。日本規格協会リスクマネジメントシステム規格委員会委員(1998年2月-2000年3月)。同協会ISOリスクマネジメント規格国内ワーキング・グループ委員(2007年6月-10年3月)。日本在外企業協会海外安全部会長(2005年5月-2008年4月)も歴任。
第2回:5月15日(金)
15:30-17:30
有料オンライン講座
「地政学からみる国際情勢分析」
国際情勢を分析するためのもっとも基本的な枠組みは、地理や地形が国家や人間の思考や行動に与える影響に着目する地政学です。日本を代表する地政学研究者・奥山真司氏に地政学の代表的な理論だけでなく、現在の国際情勢を分析する際に地政学をどのように活用できるのか解説していただきます。
奥山真司(戦略学博士)
カナダのブリティッシュコロンビア大学地理学科及び哲学科卒。英レディング大学大学院戦略学科で修士号及び博士号取得。英国の国際政治学者コリン・グレイに師事。国際地政学研究所上級研究員、戦略研究学会理事・企画委員。日本クラウゼヴィッツ学会理事、副会長代理を務める。著書に『地政学–アメリカの世界戦略地図』(五月書房)、『“悪の論理”で世界は動く! 地政学–日本属国化を狙う中国、捨てる米国』(フォレスト出版)等多数。
第3回:6月25日(木)
15:00-17:00
有料オンライン講座
「テロ対策とインテリジェンス」
テロのリスクを軽減するためには、不断の情報収集と分析が欠かせません。外務省きってのアフガニスタンの専門家で、独自のインテリジェンス網を駆使して多くの日本人をテロから守った実績を有する高橋博史氏に、イスラム過激派などテロ組織の本質やその行動を知るための生きたインテリジェンスについてお話いただきます。
高橋博史(元駐アフガニスタン特命全権大使)
拓殖大学政経学部政治学科卒業後、アフガニスタンのカブール大学でダリー語を学び卒業。89年に上智大学大学院外国語学研究科修士課程修了後、90年に外務省入省。96年から98年に国連アフガニスタン特別ミッション政務官。99年には在ウズベキスタン日本国大使館参事官としてキルギス日本人誘拐事件に対応。2002年に国連アフガニスタン支援ミッション主席政治顧問。2008年5月に外務省国際情報統括官組織第二国際情報官室情報分析官、2011年には国際情報統括官付国際情報官を経て2012年9月には駐アフガニスタン特命全権大使。2016年11月から外務省参与。
第4回:7月30日(木)
15:00-17:00
有料オンライン講座
「ジハード主義の思想と行動」
今も世界を席巻し続ける「ジハード」の名のもとに行われるテロや暴力。彼らは何を考えてテロを起こすのか?世界中の若者たちが過激組織に惹きつけられるのはなぜか?ジハード主義の思想と行動を研究し続ける保坂修司氏に、彼らの基本的な考え方、行動原理、そしてプロパガンダ・メッセージの読み方を解説していただきます。
保坂修司(日本エネルギー経済研究所中東研究センター・センター長)
慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了後、在クウェート日本大使館・在サウジアラビア日本大使館専門調査員。92年から財団法人中東調査会研究員、日本学術振興会カイロ研究連絡センター長、近畿大学国際人文科学研究所教授などを歴任し、現在日本エネルギー経済研究所理事・中東研究センター長。著書に『サウジアラビア―変わりゆく石油王国』(岩波書店)、『新版 オサマ・ビンラディンの生涯と聖戦』(朝日新聞出版)、『イラク戦争と変貌する中東世界』(山川出版社)、『ジハード主義 アルカイダからイスラーム国へ』(岩波書店)等多数。
第5回:8月20日(木)
15:00-17:00
有料オンライン講座
「アルジェリア人質テロ事件から考えるハードとソフトのテロ対策」
2013年1月にアルジェリア・イナメナスの天然ガス施設で発生した人質テロ事件は、30名以上のテロリストの集団が、天然ガス施設という国家の重要拠点を襲撃し、日本人10名を含む外国人40名の命を奪った惨事として、今も海外安全・危機管理に携わる人々の記憶に鮮明に残っています。この施設は、ハード及びソフト面でのセキュリティ対策に多くの欠陥があったことから、実践的なテロ対策を考える上で多くの示唆や教訓を与えてくれます。本事件を徹底的に研究したOSCMA代表理事の菅原が、この事件の検証を通じて現場サイトのテロ対策について解説いたします。
菅原 出(NPO法人海外安全・危機管理の会代表理事、国際政治アナリスト)

中央大学法学部政治学科卒業後、オランダ・アムステルダム大学に留学。国際関係学修士課程卒。在蘭日系企業勤務、東京財団リサーチ・フェロー、英危機管理会社役員などを経て現在は合同会社グローバルリスク・アドバイザリー代表。米国を中心とする外交・安全保障問題、中東の安全保障やテロリズム、治安リスク分析や危機管理が専門。著書に『外注される戦争』(草思社)、『秘密戦争の司令官オバマ』(並木書房)、『リスクの世界地図』(朝日新聞出版)、『「イスラム国」の「恐怖の輸出」』(講談社現代新書)、『米国とイランはなぜ戦うのか?』(並木書房)等多数。

第6回:9月24日(木)
15:00-17:00
有料オンライン講座
「ダッカ・テロ事件を経験して ―事件発生前から救出まで何を考えどう行動したのか―」
2016年7月1日にバングラデシュの首都ダッカにあるレストランがイスラム過激派グループの襲撃を受け、外国人18名を含む28名が死亡したテロ事件は、世界中に大きな衝撃を与えました。このテロ事件での日本人唯一の生存者・渡辺玉興氏に事件発生前から救出まで何を考えどう行動したのかについてお話いただきます。
渡辺玉興氏(株式会社アルメックVPI 海外業務室長)
1996年4月「株式会社アルメックVPI」入社以来、20年以上途上国の運輸交通セクター、特に都市交通計画業務や技術協力に従事。フィリピン、インドネシア、ベトナム、タイ、バングラデシュ、インド、トルコでJICA、世界銀行やアジア開発銀行の案件に従事。バングラデシュでは、1999年に世界銀行の案件で渡航して以来数多くの案件に従事。2016年6月からJICAのダッカ都市鉄道1号線と5号線のフィジビリティ調査において総括として参画。
10月15日(木)
15:00-17:00
「武器・兵器から考える脅威と危機管理」
海外で活動するビジネスマンにとって、今や銃撃テロ、爆弾テロに加え、ドローンや弾道ミサイルによる攻撃までが、より身近な脅威になっています。しかし武器や兵器について学ぶ機会のない多くの日本人にとって、何がどの程度危険で、どのようなリスクに備えなければならないのかについて正確な知識を得ることは容易ではありません。元自衛隊武器学校長で陸戦兵器の専門家である市川文一氏に、企業の方々の安全対策に役立つような銃器や爆弾、ミサイルの脅威に関して解説していただきます。
市川文一(元陸上自衛隊武器学校長)
1983年防衛大学校卒業後、陸上自衛隊入隊。武器学校幹部上級課程修了後、武器科職種の幹部として第10武器隊、武器学校などで勤務。幹部学校指揮幕僚課程修了後、陸上幕僚監部人事部補佐課人事第一班、陸上幕僚監部防衛部防衛課防衛班などで勤務。2002年1等陸佐。第13後方支援隊長、統合幕僚監部人事室長、装備施設本部武器課長、陸上幕僚監部武器化学課長、東北方面後方支援隊長、愛知地方協力本部長を歴任。2015年陸将補。陸上自衛隊武器学校長を最後に2017年8月に退官。著書に『猫でもわかる防衛論』(大陽出版)、『不思議で面白い陸戦兵器』(並木書房)等がある。
11月
(場所・日程調整中)
「自衛隊基地視察・研修」 国内の自衛隊基地を訪問視察する予定
12月3日(木)
15:00-17:00
「犯罪学と防犯対策の基礎:犯罪機会論を通して犯罪の起きやすい場所・風景を知る」
犯罪学には、犯罪者が犯行に及んだ原因を究明し、それを除去することによって犯罪を防止しようとする「犯罪原因論」と、犯罪の機会を与えないことによって犯罪を未然に防止しようという「犯罪機会論」があります。後者は、犯罪が成功しそうな場所・状況・環境に着目するため、犯罪に遭遇する可能性を下げることに主眼を置く企業のリスク管理には非常に有益な理論です。日本の犯罪学における犯罪機会論の第一人者である小宮信夫氏に、この理論を通じて「犯罪の起きやすい場所・風景を知る」ことの重要性について解説していただきます。
小宮 信夫(立正大学文学部社会学科教授)
ケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科修了。法務省、国連アジア極東犯罪防止研修所などを経て現職。専攻は犯罪学。地域安全マップの考案者であり、警察庁「持続可能な安全・安心まちづくりの推進方策に係る調査研究会」座長などを歴任するほか、全国の自治体や教育委員会などに防犯のアドバイスを行っている。著書に『写真でわかる世界の防犯―遺跡・デザイン・まちづくり』(小学館)、『見てすぐわかる犯罪地図 なぜあの場所は犯罪を引き寄せるのか』(青春新書インテリジェンス)、『犯罪は予測できる』(新潮新書)等多数。

 

 

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2021年

日時 講義内容 講師
1月21日(木)
15:00-17:00
「サイバー脅威と対策の最新動向」
2020年に入ってから日本の大手防衛関連企業が次々とサイバー攻撃を受けたことが明らかになっています。サイバー攻撃の技術は日々進化を遂げており、今や専門家でも攻撃を受けたことを探知するのが困難なほど攻撃の高度化が進んでいます。日本におけるサイバー防衛の第一人者で「サイバーインテリジェンス」や「アクティブディフェンス」活動で孤軍奮闘を続ける「プロフェッショナル」名和利男氏に、もっとも新しいサイバー脅威と対策の現状について解説していただきます。
名和利男(サイバーディフェンス研究所専務理事・上級分析官)
海上自衛隊において護衛艦のCIC(戦闘情報中枢)の業務に従事した後、航空自衛隊において信務暗号・通信業務/在日米空軍との連絡調整業務/防空指揮システム等のセキュリティ担当業務に従事。その後JPCERT コーディネーションセンター早期警戒グループのリーダ等を経て現職。他複数の役職を兼務。専門分野であるインシデントハンドリングの経験と実績を活かして、CSIRT 構築及び、サイバー演習の国内第一人者として、支援サービスを提供。現在サイバーインテリジェンスやアクティブディフェンスに関する活動を強化中。
2月25日(木)
15:00-17:00
「誘拐・恐喝への危機対応と危機管理コンサルタントの役割」
危機管理担当者にとって、誘拐事件対応コンサルタントが危機時にどんなサポートをし、何をやらないのかについて、正確な知識を持っておくことは、このような極めて特殊な危機事態に適切に対応する上で不可欠です。実際に誘拐の有事における対応経験のある日本人は非常に少数ですが、この分野における豊富な経験を有する永久研二氏に、誘拐事件対応コンサルタントの役割や事件対応の手順について解説していただき、誘拐や恐喝事案のシナリオを用いた簡単な机上演習も実施いたします。
永久研二(エーオンジャパン株式会社 スペシャリティ部 クライシス・マネジメント・チーム シニア・コンサルタント)
英国のロイズ・オブ・ロンドンの在日エージェントにて保険のコンサルティング業務に従事した後、1993年より英国のリスクマネジメント・コンサルティング会社であるコントロール・リスクス・グループの東京事務所にて、19年以上にわたりセキュリティを中心としたリスクマネジメント・コンサルタントとして活躍。その後、米国系コンサルティング会社の日本代表を経て、2014年4月より現職。顧客企業の海外セキュリティ対策構築支援や、実際のテロ・誘拐などの有事における対応支援等の豊富な経験を生かしたコンサルティング・サービスを提供している。
3月18日(木)
15:00-17:00
「実践的セキュリティ対策の立て方(グループ演習)」
危機管理担当者にとって、テロなどのリスクの高い国において現場サイトや事務所のセキュリティを構築する際、どのようなコンセプトに基づき、どのようにセキュリティ対策を講じていけばいいのか、その基本的な手順を理解しておくことは非常に重要です。本講座を通じて、セキュリティ・リスク・アセスメントの基本要領や、「DDDR:Deter, Detect, Delay, Respond」のコンセプトに沿ったセキュリティ・デザインの作り方や具体的な対策の立て方等、危機管理担当者が知っておくべきセキュリティの基本を学んでいただきます。また具体的なリスク・シナリオに基づき、プロジェクトの脅威やリスクを分析・評価し、限られた予算内で最低限必要なセキュリティ体制を構築するというテーマで、実践的なグループ演習も実施致します。
菅原 出(国際政治アナリスト、NPO法人海外安全・危機管理の会代表理事)

中央大学法学部政治学科卒業後、オランダ・アムステルダム大学に留学。国際関係学修士課程卒。東京財団リサーチ・フェロー、英危機管理会社役員などを経て現職。米国を中心とする外交、中東の安全保障やテロリズム、治安リスク分析や危機管理が専門。著書に『外注される戦争』(草思社)、『秘密戦争の司令官オバマ』(並木書房)、『リスクの世界地図』(朝日新聞出版)、『「イスラム国」の「恐怖の輸出」』(講談社現代新書)、『米国とイランはなぜ戦うのか?』(並木書房)等多数。

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